前田健太、古巣・広島で「イヌ殺処分ゼロ」トークイベント
[Jステーション-広島ホームテレビ]2016年11月28日放送の広島HOMEテレビ「Jステーション」で、前田健太投手のトークイベントの模様が紹介されました。去年広島カープからロサンゼルス・ドジャースに移籍した前田投手は、27日に神石高原町の神石高原ティアガルテン芝生広場でトークイベントを行いました。
ロサンゼルス・ドジャースで活躍する前田健太投手(Arturo Pardavila IIIさん撮影、flickrより)
「覚えてましたか?雨男です」と挨拶した前田投手。この日は雨模様でしたが、神石高原町の人口は1万人弱。その町に約2000人が集結するという大盛況のイベントとなりました。
広島のイヌ殺処分ゼロを目指して
このイベントはイヌの殺処分ゼロを目指す、「NPO法人ピースウインズ・ジャパン」が主催しました。同団体は、5年前から県内の動物愛護センターなどで殺処分対象になったイヌを引き取り譲渡を行っていましたが、今年4月からは全頭を引き取り殺処分ゼロを目指しているそうです。
自身もトイプードルの小太郎くん(7歳)を飼っている前田投手は、知人を通じて殺処分ゼロの活動を知り、何かできないかと同団体に申し出たことから今回のイベントが開催されたそうです。
トークイベントに加え、マエケン画伯が会場で描いた絵をプリントしたTシャツの発売が発表されました。後日販売されるTシャツの売り上げは団体の活動費になるそうです。前田投手は「それ(Tシャツ)を着てキャンプ初日の球場に入る」と宣言。プロジェクトの応援団長に任命されました。
来シーズンは勝利ごとに活動支援のための寄付金を団体に送るそうです。「広島からいろいろ日本に全国に発信できたらすごくうれしいと思う」と前田投手。
カープの優勝などでも今注目を集める広島でのこの活動、もっと広がっていって欲しいですね。(ライター:石田こよみ)