12日の2018年ロシア・ワールドカップ欧州予選で、リヒテンシュタインに4-0と快勝したイタリア代表。これでワールドカップ（W杯）とEUROの予選でイタリアは54試合連続無敗となった。

UEFAによると、W杯とEUROの予選で10試合以上連続無敗なのは、イタリアのほかに2つの国しかない。イングランドとスペインだ。

イタリアが前回敗れたのは、2006年9月6日のフランス戦。もう10年以上前のことだ。UEFAは「当時はまだバラク・オバマがただの上院議員だった」と伝えている。イタリアは54試合で40勝14分けという成績だ。


これに続くのが、33試合連続無敗（25勝8分け）のイングランド。こちらは2009年10月10日のウクライナ戦から7年以上にわたって敗れていない。ちなみにこのとき、オバマ大統領は就任1年目だった。

両国を追いかけるのが、2008年と2012年のEUROで連覇を果たし、2010年南アフリカW杯も制したスペインだ。ただ、W杯とEUROの予選での無敗記録は12試合とやや少なめ。2014年10月9日のスロバキア戦から、11勝1分けを記録している。