12日に行われた2018年ロシア・ワールドカップ欧州予選、リヒテンシュタイン対イタリアの一戦で、試合前の国歌斉唱でイタリアの国歌がなかなか始まらないトラブルが起きた。

音声トラブルだったようだが、この事態に動いたのが、敵地まで応援に駆け付けていたイタリアのサポーター。曲が流れないことに気づき、アカペラで国歌を歌いだしたのだ。整列していた選手たちも徐々にサポーターの国歌に合わせて歌い始める。


だが、曲も終盤に差し掛かったとき、トラブルが解決したのか、最初から国歌が流れだす。レオナルド・ボヌッチが一瞬、苦笑いしたのが印象的だ。

いずれにしても、無事に国歌斉唱を終えたイタリアは、4-0と快勝している。