ステイシー・ルイスも性能に太鼓判!新しい相棒と共に4年ぶりの大会制覇へ(撮影:秋田義和)

写真拡大

<TOTOジャパンクラシック 事前情報◇3日◇太平洋クラブ美野里コース(6,646ヤード・パー72)>
 2012年に4勝を挙げたステイシー・ルイス(米国)。今大会の前身である「ミズノクラシック」を制してプレーヤー・オブ・ザ・イヤーを確定させた。だが、それ以降、今大会の勝利はない。
日米の美の競演!ドレス姿の女子プロたちを写真でチェック
 
 そのステイシーが4年ぶりとなる今大会制覇への武器に挙げるのが、ミズノの新アイアン『JPX900 フォージドアイアン』。見た目と性能ともに、元々ウッドよりアイアンが好きという“アイアンフリーク”のお眼鏡にかなった。「ヘッドがコンパクトでファーストインプレッションがとても良かった。また打ってみるとロングアイアンが以前のものよりも飛びました」。グリーンに打つときはできるだけアイアンで打ちたい、と4番アイアンを入れているステイシー。飛距離は代えがたい魅力だ。
 そのため、より飛び性能に特化した『JPX900 スピードメタルアイアン』もテストしたが、「フォージドの方で問題ない」と先週の「サイム・ダービーLPGAマレーシア」でバックイン。細かい調整を経て、しっくりくるものに仕上がった。
 また併せて3番ウッドも『JPX900 フェアウェイウッド』に変更。「本当にすぐ気に入りました。ずっと待ち望んでいたんですよ」と1月にテストしたときから熱望していたモデルがようやく手元に届いた。「球を楽に上げられるところが気に入っていますね。キャリーもでるし、しっかり飛びます」と性能に太鼓判を押す。
 今年から自身が制した近鉄賢島カンツリークラブではなく太平洋クラブ美野里コースに舞台が変わった。「賢島よりも難しいですね。グリーンは大きいのですがアンジュレーションが難しい」と警戒。落としどころが問われるだけに、仕上がったアイアンが大いに後押ししてくれそうだ。
 「場所は変わりましたが、東京に近くなったのでより多くのファンに会うことができると思います。とても楽しみです」と締めくくったルイス。2014年から優勝が遠ざかっているだけに、日出づる国から復活ののろしを上げたい。

<ゴルフ情報ALBA.Net>