『高き彼物』ビジュアル

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舞台『高き彼物』が11月3日から静岡・静岡芸術劇場で上演される。

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マキノノゾミによる戯曲『高き彼物』は、2001年に『第4回鶴屋南北戯曲賞』を受賞した作品。1970年代末の静岡を舞台に、友人を事故で亡くした高校生と、その傷を癒そうとする元高校教師との交流を描く。

今回の上演では、俳優として深田晃司監督の新作映画『淵に立つ』などに出演する古舘寛治(青年団、サンプル)が演出に挑戦。「フィクションの中に本当に生きている人間がいる」舞台を目指すという。

古舘の演出について、青年団を主宰する平田オリザは「青年団でもっとも暑苦しい男、古舘寛治がSPACで演出をするという。暑苦しさを粘り強さにかえて、丁寧な舞台づくりを期待したい。ガンバレ、フルタチ」とコメントを寄せている。また、舞台美術を宮沢章夫が手掛ける。

上演期間中には宮沢章夫、小栗旬、深田晃司をそれぞれゲストに招いたアーティストトークや、バックステージツアーなどのイベントも予定されている。チケットは現在販売中。詳細は静岡芸術劇場のオフィシャルサイトをチェックしよう。