パソナ(東京・千代田、佐藤司社長)は、海外勤務者の管理業務を効率化する独自システム「AGAVE(アガベ)」を使ったBPOサービス「海外勤務者管理業務支援サービス」を開始した。

 海外勤務者管理システム「アガベ」は、「経費申請」「社内申請」「支給明細書通知」などの海外勤務者の管理業務を効率的にサポートする。この「アガベ」を使って専門スタッフがシステム運用や申請内容の確認等を行うBPOサービスを提供する。

 このサービスは、海外での医療費、子女教育費など駐在員からの精算申請を代行する「経費精算補助作業」や「支払明細書のオンライン化」、必要手当の申請や一時帰国事前申請などの社内ワークフローのシステムを一元管理できる「社内申請ワークフロー」、駐在員の家族も含めたビザ情報や住所等を把握する「赴任者・帯同家族情報一括管理」をオンラインで運用管理することができる。

 また、駐在員の悩み相談のサポートをする「メンタルケアサービス」、日本の労働安全衛生法で義務化された「ストレスチェック」を海外勤務者向けに実施して心のケアもサポートする。

 引越しやビザ申請を委託している外部企業にもシステムの一部機能へのアクセス権を付与できるため、海外勤務者に関わる業務の進捗状況の管理とあわせて、業務の効率化を図ることができる。