「マジ、ガチなやつ」 山中慎介が“嫌われていた”と思っていた相手
今月16日、WBC世界バンタム級王者・山中慎介がアンセルモ・モレノを相手に11度目の防衛戦に臨む。勝てば内山高志に並ぶ国内2位タイの防衛記録となる。
そんな山中が11日放送、日本テレビ「行列のできる法律相談所」にゲスト出演。「私、あの人に嫌われてるかも」というテーマで、山中は、元日本バンタム級チャンピオンで現在は飲食店で働く安田幹男さんから嫌われているとした。
「俺が日本チャンピオン獲った相手、明らかに嫌ってるんです」という山中と安田さんが対戦したのは、約6年前となる2010年6月。試合は山中が勝利し日本王者となったが、その第7ラウンド、山中はダウンし尻もちをついた安田さんに対して追い打ちのアッパーを放っている。
ダウンした相手に対する攻撃は悪質な反則とされる。当たらなかったものの、山中はこの時の行為が原因で安田さんから嫌われてしまい、「そこからお会いしても、すごい素っ気ない」と明かした。
「わざとでもないし反則でもないんですけど、それしか原因が見当たらない。これマジ、ガチなやつ」と苦笑いを浮かべた山中。試合以降、安田さんとスパーリングをしても食事会をしても「会話はなかった」と振り返った。
するとスタジオには安田さんが登場。山中との試合を「負けてしまったけど一番思い出のある試合」と切り出すと、「デビューして10年目でやっと獲ったベルトだった。山中さんはずっと評価も高かったのでこれをクリアしたら夢の世界戦ができるかもしれないという現実味を帯びた凄い大事な試合だった」と、当時の試合に懸けていた想いを語った。
それでも山中に敗れた安田さんは「そこでやっぱり山中さんのほうが全然強かったので、悔しいというか虚無感。全てを持っていかれた気分」などと話し、山中のことは「嫌いではない」と否定すると、「(追撃の)アッパーのこともボクシングだったら全然ある話ですし僕も同じことをやったことあるし何も思ってないです、本当に」などと説明した。
また、試合後に素っ気ない態度をとっていた理由についても「スパーリングは現役中だったので、山中さんだけじゃなくて自分と近い階級の人は他のジムはいつ試合が決まるか分からないので絶対仲良くしないように」と語った安田さん。その真面目で誠実な応答を見ていた山中は「嫌われてなくてよかったのが一番なんですけど、安田君は自分よりもただの好青年」と、安田さんに対する勘違いを嘆いた。
そんな山中が11日放送、日本テレビ「行列のできる法律相談所」にゲスト出演。「私、あの人に嫌われてるかも」というテーマで、山中は、元日本バンタム級チャンピオンで現在は飲食店で働く安田幹男さんから嫌われているとした。
ダウンした相手に対する攻撃は悪質な反則とされる。当たらなかったものの、山中はこの時の行為が原因で安田さんから嫌われてしまい、「そこからお会いしても、すごい素っ気ない」と明かした。
「わざとでもないし反則でもないんですけど、それしか原因が見当たらない。これマジ、ガチなやつ」と苦笑いを浮かべた山中。試合以降、安田さんとスパーリングをしても食事会をしても「会話はなかった」と振り返った。
するとスタジオには安田さんが登場。山中との試合を「負けてしまったけど一番思い出のある試合」と切り出すと、「デビューして10年目でやっと獲ったベルトだった。山中さんはずっと評価も高かったのでこれをクリアしたら夢の世界戦ができるかもしれないという現実味を帯びた凄い大事な試合だった」と、当時の試合に懸けていた想いを語った。
それでも山中に敗れた安田さんは「そこでやっぱり山中さんのほうが全然強かったので、悔しいというか虚無感。全てを持っていかれた気分」などと話し、山中のことは「嫌いではない」と否定すると、「(追撃の)アッパーのこともボクシングだったら全然ある話ですし僕も同じことをやったことあるし何も思ってないです、本当に」などと説明した。
また、試合後に素っ気ない態度をとっていた理由についても「スパーリングは現役中だったので、山中さんだけじゃなくて自分と近い階級の人は他のジムはいつ試合が決まるか分からないので絶対仲良くしないように」と語った安田さん。その真面目で誠実な応答を見ていた山中は「嫌われてなくてよかったのが一番なんですけど、安田君は自分よりもただの好青年」と、安田さんに対する勘違いを嘆いた。