川崎は小林、大久保、中村がゴールを決め3-0の完勝。年間順位で首位をキープした。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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[J1・第2ステージ2節]名古屋 0-3 川崎 7月9日/パロ瑞穂

 川崎が新旧の日本代表の活躍で名古屋に3-0と完勝した。

 立ち上がりは強固なブロックを敷いて守る名古屋を崩せず、逆にカウンターから危ない場面も作られた。だが、「相手はブロックを作って、取りに来なかったので焦れずにやろうと声を掛け合った」(小林)と、徐々に落ち着きを取り戻し敵陣でのパス回しにリズムが出てくると36分、中村のクロスに小林が頭で合わせ先制点。これで川崎に流れが傾く。

 後半に入ると、名古屋の守りにもスペースが目立ち始め、川崎がその隙を鋭く突く。53分には車屋からのラストパスに反応した大久保がワンタッチでゴール右に流し込み、2点目を奪う。大久保は今季12点目、J1通算168点目とした。

 川崎はさらに77分、右サイドからの崩しで最後は中村が右足ダイレクトボレーを沈めて3点目。終盤も危なげなく逃げ切り、3連勝を飾った。年間順位では、今節の首位を守っている。

【J1順位表】