【ハンガリー 3-3 ポルトガル|採点&寸評】全得点に絡んだ殊勲のC・ロナウドがMOM、2ゴールのジュジャークも同採点
チーム 6.5
恒に先手を取る試合運びを披露。ポルトガル優勢の時間帯でも、安易なクリアに逃げず、最後尾のキラーイからしっかりボールを繋ぐスタイルを貫き、堂々の首位通過を果たした。光ったのは、選手全員のハードワークだ。
監督 ベルント・シュトルク 6.5
2戦目までに警告を受けていたクラインハイスラーやナジら、好調の主力を温存しながら、格上とのドローに導く。
【ハンガリー|選手採点&寸評】
GK
1 ガボル・キラーイ 6
3失点はほぼノーチャンス。29分にC・ロナウドのFKを冷静に防ぎ、攻撃時は正確なショートパスを多用した。
DF
2 アダム・ラング 6
守→攻への切り替えが速く、しばしば速攻の起点に。対峙したA・ゴメスを封じ、右サイドを安定させていた。
20 リハールド・グズミチュ 5.5
左SBコルフトとの連係不足もあり、やや安定感を欠く。前半はファウルを厭わない激しい守備が際立った。
23 ロランド・ユハース 5
28分に受けた警告にも怯まず、身体を張り続けた。減点材料はC・ロナウドへの寄せが遅れた3失点目の守り。
3 ミハーイ・コルフト 5
サイドに流れてくるナニや途中出場のカレスマの対応に苦しんだ。攻撃での貢献がほとんどなかったのも残念。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
MF
6 アコス・エレク 6
24分と64分に訪れた決定機をモノにできなかったが、ボックス・トゥ・ボックス型のMFとして攻守に奮闘した。
10 ゾルターン・ゲラ 6(46分OUT)
19分に決めた地を這う左足のミドルは、大会屈指のスーパーゴール。警告や蓄積疲労を考慮し、前半でお役御免となった。
14 ゲルグ・ロブレンチチュ 6(83分OUT)
自陣の最深部まで守備に戻ってエリゼウの突破を防ぐなど、ハードワークを欠かさなかった。正確なクロスも◎。
16 アダム・ピンテール 5.5
ボールに絡む頻度は低くも、献身的なプレスで貢献した。ただ、ドリブルを図るマリオにあっさり突破される場面も。
7 バラージュ・ジュジャーク 7
47分のFKも、55分の一撃も貴重な勝ち越し弾。どちらも敵に当たってコースが変わった得点ながら、ここ一番で結果を残し、主将としてチームを奮い立たせた。
FW
9 アダム・サライ 6.5(71分OUT)
ペペとの競り合いで後れを取らず、前線の基準点として機能した。確度の高いポストプレーでチャンスメイク。
交代出場
DF
21 バルナバス・ベセ 5.5(46分IN)
巨躯を活かしながら球際で強さを発揮。今大会初出場を果たした。
FW
11 クリスティアン・ネーメト 5(71分IN)
サライとの交代で最前線に入るも、ボールをほとんど収められなかった。
18 ゾルターン・シュティーベル ―(83分IN)
中盤の右サイドでプレー。致命的なミスも大きな見せ場もなかった。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
文:遠藤 孝輔
【ポルトガル|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 5.5
この日の結果次第で1位通過からグループリーグ敗退まで全てのシナリオがありえたとはいえ、勝利が求められた試合。敵のシュートが壁やDFで軌道を変えた失点が2つあり、幸運の女神を味方につけられなかったのは確かだが、立ち上がりから連係が不十分で、組織の歯車が十分には噛み合わなかった。常に先行を許す、波に乗り切れない展開に。
監督 フェルナンド・サントス 6
過去2戦とは異なる早めの選手交代が、まずまずプラスに作用。動きの良かった左SBのゲレイロを、先発から外した決断には疑問を残したが……。
