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日産自動車は1日、多目的商用バンをベースとした100%電気自動車「e-NV200」の国内希望小売価格を改定した。全グレードにおいて価格を値下げした。

「e-NV200」は、多目的商用バン「NV200 バネット」をベースにe-パワートレインを組み合わせ、室内の広さや多用途性とEVならではのなめらかな加速性や高い静粛性を特徴とするモデル。最大1,500Wの電力を供給するパワープラグを装備し、電源が無い屋外での電源供給が可能となっている。

改定後の同車の価格は、バンが329万4,000円〜374万1,120円、ワゴンが444万960円〜476万7,120円(ともに税込)。全グレードにおいて価格を値下げしており、国の購入補助金(クリーンエネルギー自動車導入促進対策費補助金)26.4万円を利用することで、303万円から購入可能となる。

日産はEVの開発・販売を行うだけでなく、充電インフラの整備にも積極的に取り組んでいる。現在は日産の販売店をはじめ、コンビニエンスストア、高速道路、道の駅、商業施設などにも設置が進み、全国で約2万3,000基を超えた充電インフラが設置完了しているという。

(木下健児)