先月、小説「とにかくウツなOLの、人生を変える1か月」を出版した、ブロガー・作家のはあちゅうさんがTOKYO FMの番組に生出演。

自身の著作について語りました。

（放送作家の鈴木おさむがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「よんぱち」、5月20日の放送より）

【あらすじ：毎日を鬱々と過ごすOLの奈緒が主人公。

そんな奈緒が会社を休んだ日、表参道で出会った カウンセリングジムが「メンタルジム・ヒカリ」

ここでカウンセラーをするヒカリの的確なアドバイスで、奈緒の生活は少しずつ彩りを取り戻していくという内容。】

──啓発本と小説のあいだが読みやすい

もともと、1年前に出した「半径5メートルの野望」という自己啓発本があるんですけど、すごく反響があったんですね。

その内容を、もっと人にわかりやすく伝えるために「小説形式にしましょう」と、編集者の方とお話をして。こういう形になりました。

・ひとつひとつ変えていったら、やがて全部が変わる

小説の中でも、ひとつひとつ、彼女（奈緒）の悩みを書き出していって、一個ずつ変えていきましょうね、という構成にしているんですね。

太字にしているっていうのは、KADOKAWAの文芸の中では初めての試みで。これにしたのも理由があって、この本は、小説を読まない人のための小説を意識したんですね。

なので、会話形式で文章進んでいくということと、電子書籍で読んだときにも、わかりやすく、サクサク頭に入ってくると思います。

・決意というのは意外に弱い、だから目に見える形にしないといけない

考えたことって、どんどん忘れていっちゃうので。”決めた！”と思っても、すぐに忘れて、他のことをやっちゃったりするんですよ。

なので、”自分がいま、何を目標にしているか”とか、意識したことを書いて留めておくことは重要だと思います。

紙に書くということが大事で、頭の中でモヤモヤ考えているうちに、不安がたくさんあると思うんですけど、実は紙におろした時って、”そんなに、悩みってないな”と思えたり、悩みも分解していくと、”解決できるな”っていう突破口が見えるので、一度文字化するっていうことが、すごく大事ですね。

・楽しいのか楽しくないのかよくわからないときもあるけど、仕事なんて楽しそうにしてれば、楽しくなってくると思ってる

小説の中で出てきた言葉って、自分が思ってることだったり、自分に言い聞かせたい言葉なんですけど。

わたし、同世代の女性に「楽しい仕事がしたい」って言われるんですけど、毎日、毎日、24時間笑いながら仕事してる人って、そんなにいないと思うんですよ。

楽しいか、楽しくないかって、自分で決めるだけだと思っていて。なので、そういった”誰かに伝えたいな”っていう言葉を、主人公の台詞に託しました。



パーソナリティの鈴木おさむが、ゲストの旬な話題を掘り下げるTOKYO FM「よんぱち」。ラジオならではのココだけの話にご期待ください。

2016年5月27日(金)の放送は、ゲストに℃-ute・岡井千聖さん、映画、音楽ジャーナリスト・宇野維正さん、GAKU-MCさんが生登場。ホットな話題をお届けします。

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＜番組概要＞

番組名：「よんぱち 48 hours 〜WEEKEND MISTER〜」

放送日時 ：毎週金曜13：00〜16：30

パーソナリティ：鈴木おさむ、岡部茉佑

番組Webサイト：http://www.tfm.co.jp/48/

週末の48時間＝よんぱちを充実させる情報満載の生ワイド番組。放送作家、鈴木おさむが旬の情報とゲストを迎えてお送りします。