途中出場から決勝弾…リンガード「これこそユナイテッド」

写真拡大

▽マンチェスター・ユナイテッドは21日、クリスタル・パレスとのFAカップ決勝を2-1の勝利で飾り、12年ぶりのFAカップ王者に輝いた。殊勲の決勝弾を叩き出したイングランド代表MFジェシー・リンガードがチームが示したスピリットに胸を張った。

▽12年ぶり12度目の優勝を目指したユナイテッドは、0-0で迎えた後半にリードを許すも、MFフアン・マタのゴールで同点。迎えた延長戦ではDFクリス・スモーリングが2度目の警告で退場となるも、リンガードのゴールで得た1点のリードを守り切り、12年ぶりの戴冠を果たした。

▽2012-13シーズンのサー・アレックス・ファーガソン政権後初のタイトルを手にしたリンガードは、自身の決勝点を振り返りつつ、チームの姿勢を称えた。クラブの公式サイトが伝えている。

「ボールが自分のところに来るのはわかっていて、良い感じでバウンドしてくれた。あとは、しっかり蹴ることだけだった。幸運にも上手くいったよ。試合の2日前に(メンバー)知らされていたから、正しい心構えで準備ができた」

「ベンチメンバーなら、しっかりとした準備をしないといけない。今日は上手くいったよ。勝てて最高だし、最高の形でシーズンを終えられた。家族も、友達も観に来てくれていたから最高だよ。素晴らしいチームスピリットで勝てた。これこそ、ユナイテッドさ」