「C・ロナウドは普通じゃない」…代表ドクターがCR7の早期復帰に警鐘

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▽レアル・マドリーに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、岐路に立たされているのかもしれない。スペイン『アス』は、ポルトガル代表のドクターがC・ロナウドの早期復帰に待ったをかけたと報じた。

▽先月20日に行われたリーガエスパニョーラ第34節のビジャレアル戦で右太ももを痛めたC・ロナウドは以降、公式戦3試合を欠場中。現在は特殊な治療法を用いて、4日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグのマンチェスター・シティ戦での早期復帰を目指しているとみられている。

▽しかし、『アス』が伝えたところによれば、ポルトガル代表のチームドクターを務めるヌーノ・カンポス氏は、急げば今夏にフランスで行われるユーロ2016への出場も危うくなるとの見解を示し、シティ戦での復帰に警鐘を鳴らしているという。

「診断が本当なら、18日〜21日間は要する。完治までに12〜14日、筋肉が正常な働きを取り戻すまで5〜7日はかかる。つまり、本来なら5月10日まで試合に出ないほうが良い。シティ戦を含め、8日のバレンシア戦までだ」

「仮に、負傷が軽度なものならばシティ戦に出られるかもしれない。けれど、診断通りなら、ケガをより悪化させるリスクがあるし、もっと悪ければユーロに出場できない最悪の状況に晒されることになる」

「クリスティアーノは、これまで多くの限界を超えてきた。それは異常だよ。しかし、今回はフィジカル的な問題だ。あのようなケガから、20〜21日も経たずに復帰するのは難しい」