独楽(コマ)といえば、軸を指でひねる「ひねりゴマ」や胴体にひもを巻いて回す「投げゴマ」など、さまざまな種類が存在します。日本ではコマを現代風のオモチャに進化させた「ベイブレード」なども流行しましたが、昔ながらの投げゴマでハイテクゴマも驚きな曲芸を披露するグループ「三峽定點陀螺隊」のコマ回しテクニックがムービーで公開されています。

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手に持ったコマにクルクルとひもを巻き付けて……



狙うは人間の倍以上の高さはある棒のてっぺん。



ここに手のひらサイズの受け皿があり、ここにコマをのせるようです。



バッと投げたコマが一直線に飛び……



コマは受け皿の上ではねたりすることなく、とても滑らかに回り始めました。これは、コマがちょうど重力に負けて落下してくるタイミングで受け皿にのっていることを示しています。



今度はおじさん3人組が……



同時にコマを投げて……



手前の受け皿にピタリとのせます。



次はこの3人が……



バナナのTシャツを着たお兄さんが持つ受け皿にのせます。



頭上からコマが飛んできて……



見事ヘルメットの上に固定された受け皿の上にコマがのりました。



お次は台の上にのせられた黒色のわっかの中に……



コマの軸をストンと落とします。小銭よりも小さい位の穴にもピンポイントでコマを落とすことができる模様。もちろんコマは回った状態なので、あまりの神業っぷりにとにかく驚きです。



続いて若いコマ名人が……



カラフルなコマを投げます。コマは常に地面と垂直に立った状態かと思いきや、目的地まで飛んでいる最中は思い切り軸が傾いています。



しかし、台にのった瞬間にピンと真っ直ぐに直立して回ります。



続いてかなり高齢のコマ名人が……



巨大なコマを回しました。



次はたくさんの台がついたオブジェクトに向かったコマをポイッと投げます。



今度はコマが逆さまになって回転し始めます。



コマの上下が反転していようとおかまいなしに小さな台の上にコマをのせていく名人たち。



最後は台の1番上にコマをのせてフィニッシュ。



投げたコマは空中で完全に軸を横に倒して飛ぶのですが……



台にのると軸を立ててキレイにブレなく回転します。



コマを落とす場所はある程度の広さがあればOKのよう。これはビンの底にピタリとコマを着地させた瞬間の様子。



これまたとても細い棒のてっぺんに……



ビュッとコマを投げて……



ストン。



コマは回転が弱まるのを待って……



落ちてきたところを優しくキャッチ。



さらなる大技を披露してくれるのは、白色の帽子を被ったコマ名人。



コマを自分の手の甲にのせて……



これを糸の上にのせ、綱渡りさせます。



ムービーで見ると、一瞬コマが浮いているようにも見えますが、よくよく見ると細い糸の上をコマが回転しながら移動しています。



糸を巧みに動かしてコマを移動させ……



目的地の台座まで移動させることに成功。コマがまるで意思を持つかのように動く様は必見です。



なお、このムービーを撮影したKuma Filmsは、撮影時の舞台裏などの様子が見られるムービーも同時にアップしており、よりいろいろな角度からコマを投げる様子を見られます。

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