JAC
 東証一部に上場する人材紹介会社のジェイ エイ シー リクルートメント(東京・千代田、松園健社長)は、3月28日、3カ年の中期経営計画を発表した。今後3年で連結売上高190億円、連結当期純利益39億円、人材紹介コンサルタント740人体制を目指す。

 ジェイ エイ シー リクルートメントの中期経営計画によると、高額求人領域における人材紹介を強化する。

 具体的には、経済のグローバル化に伴い引き続き需要が高い日系企業の海外関連求人と全国主要都市圏を中心に需要の高い部長・CXOクラスの経営幹部求人の開拓及び関連人材の募集に注力する。

 これにより、入社3年を経過した中堅クラス以上のコンサルタントの月間生産性を300万円以上に引き上げ、中高額帯の人材紹介のリーダーとなることを目指す。

 経営計画の達成に必要となるコンサルタントの増員については、2015年から「採用」「育成」「定着」の観点から、採用数の増加に向けた専任チームの設置、育成力の強化に向けた専任チームの設置と教育プログラムの強化、定着促進に向けた給与制度の改定および貢献度の高い社員への自社株交付制度(株式付与ESOP信託)の導入など、各種施策に積極的に取り組んでおり、今後さらに拡充を図る。

 コンサルタントの増員に備え、3月下旬に東京本社を1.5フロアーから2フロアーに増床しており、求職者との面談ルームも現在の40室から約50室に増やす計画だ。

■数値目標


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