Jタウンチャンネルで情報発信中の長崎県が、2016年3月7日にアンテナショップ「日本橋 長崎館」をオープンした。オープン記念としてJタウンネットとのコラボが開催されており、「Jタウンチャンネルを見た!」と伝えると先着100人に特製のノベルティがプレゼントされる。オープンから数日が経った3月14日、Jタウンネットの記者が実際にお店を訪ねてみた。


軽飲食ゾーンではこんなスイーツも

4つのゾーンで知る長崎の魅力

長崎館には観光案内、物販、軽飲食、イベントの4つのゾーンがある。「Jタウンを見た!」と伝えてノベルティがもらえるのは観光案内ゾーンで、お店に入ってすぐ右手にある。メジャーな観光地だけでなく隠れた名所の情報まで手に入れることが出来るため、旅行の計画を立てる際はぜひ訪れたい。

デスクの上には長崎県のPRキャラクター「がんばくん」がちょこんと座っている。


2種類のノベルティからどちらかをプレゼント


長崎県のPRキャラ、がんばくんが出迎えてくれる

物販ゾーンには、カステラやちゃんぽんといったメジャーな食品以外にも、県外にはあまり知られていない長崎ならではの品々が並んでいる。子供に人気だという「味カレー」の巨大パックや、フルーツを活かした多彩なジャムなどに目を奪われる。


長崎の子供に大人気の「味カレー」のジャンボパック


さつまいもを使った珍しいジャムもある

そんな中、

「僕なんかバリバリ食べていますよ」

と、店員の方が特にプッシュしていたのが「あご」だ。

「あご」とは飛び魚のことで、長崎では食べて良し、だしを取って良しと、食卓になじみ深い食材で、店内にはあごを使った様々な商品が並んでいる。その中でも特にユニークだったのがこちらだ。



一見ただの空瓶だが、中には焼き飛び魚、昆布、唐辛子が入っている。好みの醤油を注ぐだけで、簡単にあごダシ醤油が作れてしまう優れものだ。醤油を注ぎ足すことで長く楽しめるのも魅力だ。

他にもふりかけにも使えるあごの粉末や、長崎の塩と椿油を使ってアンチョビ風にした「あごんちょび」など個性的な品が多数あり、味付けからメインまでカバーできる品ぞろえだった。

食品以外にも波佐見焼の食器なども販売されていて、今後イベントゾーンで大きく取り扱う予定だという。



季節で変わるメニューとイベントで常に新鮮に

軽飲食ゾーンでは、長崎産のスイーツ、お茶やお酒を味わうことが出来る。こちらは冒頭でも紹介したびわソフトサンデーだ。



さっぱりとしたほのかな酸味と甘みが特徴で、しっとりとした長崎カステラと絶妙にマッチしている。びわソフトサンデーは季節限定で、びわが無くなり次第販売終了となる。今後はその季節にあったフルーツを販売する予定だ。

イベントゾーンでは、3月21日まで「長崎県の世界遺産に触れる」のテーマの下、軍艦島の大型模型と、レゴブロックで組み上げられた大浦天主堂の模型が展示されている。

店員の方は

「次に控えている波佐見焼の特集など、今後も様々なイベントを行い、すでに来られた方も新しく楽しめるような催し物をしていきたいと考えております」

と語った。