新星・ラッシュフォードを称えるファン・ハール「特別な存在になれる」 タッチライン際での演技についても言及

写真拡大

▽マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が、イングランド人FWマーカス・ラッシュフォードを称えている。クラブ公式サイトが指揮官のコメントを伝えた。

▽ユナイテッドは28日、プレミアリーグ第27節でアーセナルをオールド・トラフォードに迎えた。ファン・ハール監督は、ヨーロッパリーグのミッティラン戦でトップチームデビューを飾ったばかりのラッシュフォードをこの試合でも先発で起用。すると同選手は29分、32分と立て続けにネットを揺らし、チームもアーセナルに3-2と競り勝った。

▽試合後の会見に臨んだファン・ハール監督は、2ゴールを奪う活躍を見せたラッシュフォードについて次のように語った。

「とても良かった。ミッティランよりも高いレベルのチームを相手に良いパフォーマンスだったと思う。彼のプレー自体も良くなっていた。何よりも2ゴールを決めてくれたのだから嬉しいね。特別な存在になれるだろう」

▽またファン・ハール監督はアーセナル戦について言及。FAカップのシュルーズベリー戦、ヨーロッパリーグのミッティラン戦に引き続き良いパフォーマンスを見せることができて満足感を示した。

「プレッシャーがあったシュルーズベリー戦やミッティラン戦では素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。そして今日はプレミアリーグの非常に優れたチームを相手にも同様の戦いをしてくれた。とても誇らしく思うし、満足している」

▽ファン・ハール監督は試合中、アーセナルの選手が簡単に倒れることをアピールするために、タッチライン上で演技のように倒れ込み、第4審判に抗議を行った。このことについては「少しばかり感情的になってしまった。審判団にとって快く思えないことだっただろう。彼らには謝罪した」と明かした。

▽この試合で先発出場を果たし、55分に負傷交代したアルゼンチン代表DFマルコス・ロホについては「深刻ではないだろう。当初は60分プレーさせるつもりだったが、蹴られてしまいそれができなかっただけだ」とコメント。長期離脱を強いられるような負傷ではないと強調した。