覗き見たのは"狂気"か"愛"か

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ビートたけし主演の映画「女が眠る時」が、2016年2月27日から全国の映画館で公開される。

デビュー作のヒット以来スランプに陥り、就職が決まっていた作家・清水健二(西島秀俊)は1週間の休暇を取り、倦怠期を迎えていた妻・綾(小山田サユリ)とともに美しい海辺に佇む郊外のリゾートホテルを訪れる。

滞在初日、プールサイドで初老の男・佐原(ビートたけし)と若く美しい女・美樹(忽那汐里)の、異様な存在感を放つ親子ほど年の離れたカップルに目を奪われる。2人のことが脳裏から離れなくなった健二の執着は、やがて2人の部屋を覗くまでに。ほんの好奇心から始まった行為は次第に常軌を逸していく―。

香港出身のウェイン・ワン監督初の日本映画。スペイン人作家ハビエル・マリアスの短編小説「WHILE THE WOMEN ARE SLEEPING」を映画化。キャストはほかにリリー・フランキー、新井浩文、渡辺真起子ら個性派が顔を揃える。