ジャンクな味のデカ盛りで知られる「ラーメン二郎」をほぼ毎日食べ、Twitterに味を記録し続けてきたユーザーが2016年2月14日、更新終了を報告した。「アクシデント発生の為、二郎巡りが困難な状況となりました」という。

「@habomaijiro」氏はストイックなまでに日々「ラーメン二郎」の各店をめぐり、独特な文体で感想を書き記してきた。ファンも多かったためネット上には悲しみのツイートが寄せられている。

日によっては2杯も食べていた




同氏がラーメン二郎を愛好する「ジロリアン」の中でも特に注目されていたのは、その食べる量とペースが理由だ。2015年3月16日から記録を開始し、ほぼ毎日、二郎系のラーメンなどをめぐっていたようだ。日によっては2杯以上食べていたことが、ツイート内容からうかがえる。

しかも、ほとんどのツイートに「完飲」の文字があり、スープを全部飲み干しているようだった。プロフィールのアイコン画像がその「証拠」だ。空になったラーメン丼ぶりの画像が毎日更新されていた。塩分や脂分の摂取量を考えると、健康な身体を維持できる水準をキープしていたとは思えない。

そして「@habomaijiro」らしさを形作っていたのが、勢いのある不思議な文体と独特な言葉づかいだ。麺の食感を表現するときには、「クニュ感」「クニュプル」「クッニュクニュ」「ムチとした」「デロ麺」といった言葉が使われる。おいしかったときはこうだ。「ウッメェェッ!」「神域ィ!!」「コレ好きィ!」など。



この文体をまねてラーメンの感想ツイートをする人や、プログラムで似たような文章を自動生成するプログラムを作成する人まで現れるほどだった。

そんな中、明らかにされたTwitter更新終了の報告。2月7日からなぜかツイートが止まっていたため、何かあったのかと心配されていた。


このツイートは2万5000回以上リツイートされ、フォロワーから「何が起こったんですか?毎日、更新を楽しみにしていたのに...」「お身体は大丈夫でしょうか・・・。今までお疲れ様でした」「もう『ウンメ〜』が聞けなくなるのは寂しいです」といった反応が続々と寄せられている。