【台湾グルメ】台湾に行ったら絶対に食べたい!1日に1万個も売れる絶品の「ちまき」を味わえる名店「再發號肉粽(ザイファーハオロウツォン)」
台南市は台湾島で最も早くに開けた古都で、寺院や廟など史跡が数多く点在することから「台湾の京都」とも呼ばれ、台湾の古都として多くの人々から愛されています。
1949年に台北が首都となるまで、長い間台湾の中心地であった台南は、日本統治時代の建物も多く、「古き良き日本」と台湾独自の歴史が融合した街並みは、多くの旅行者を魅了する場所でもあります。
そんな台南には、台湾グルメの発祥とも呼ばれる名店も数多く存在し、台湾のグルメを語る上で台南は絶対に欠かせない地域ともいえます。
今回は、その台南を代表する老舗の1つ「再發號肉粽(ザイファーハオロウツォン)」の特製ちまきを紹介します。
・1872年創業の老舗
1872年創業の老舗「再發號肉粽(ザイファーハオロウツォン)」。4世代に渡って続くお店は、地元台南の人々からも愛され続けています。多い時には1万個売れるという大人気のちまきは、台南を訪れた際には一度は食べておきたい台南グルメと言えるでしょう。
・3種類のちまき
こちらのお店では、肉粽(50元)、八寶肉粽(100元)、特製八寶肉粽(150元)の3種類のちまきが販売されています。中でもオススメしたいのが、価格も通常のちまきの3倍の値段もする「特製八寶肉粽(トゥージバーバオロウツォン)」。最もシンプルなちまき「肉粽」や具沢山なちまき「八寶肉粽」に比べても、高級食材をふんだんに使っており、豪華さとボリュームにおいても他のメニューとは一線を画す逸品です。
・豪華すぎるちまき
大きさだけでも、通常のちまきの2倍近くあるという「特製八寶肉粽(トゥージバーバオロウツォン)」。非常に食べ応えのある一品で、中からはダシの染みこんだ食材がゴロゴロと出てきます。あわび、シイタケ、干しエビなど、具材それぞれのウマミもさることながら、引き出された味わいがもち米と特製のタレによって、うまく全体として一体感のある味わいに仕上がっています。比較的あっさりとした味付けになっているため、まずはそのまま食べて具材の旨味を味わい、途中からすりおろしニンニクを加えて味に変化をつけるのもオススメです。
・サバヒースープ
ちまきと一緒に食べたいのが、こちらのサバヒースープ。サバヒーとはニシンやイワシに近い形態をした魚で、身は脂も乗っていて、台湾の人々の間ではとても人気の魚です。(参照:【台湾グルメ】台南名物の「サバヒー粥」をいただける名店「阿憨鹹粥(アーハンシェンジョウ)」に行ってみた。( http://gotrip.jp/2015/12/25158/ ))
こちらのサバヒースープはさっぱりとした味付けのスープの中に、サバヒーの旨味が溶け出した味わい深い逸品。もちろん、ちまきとの相性も抜群で、現地の人からもこの組み合わせは愛されています。
歴史ある台南の街並み。そしてその街並の中で味わう、絶品の台湾グルメ。
その中でも、歴史のあるお店といえば「再發號肉粽(ザイファーハオロウツォン)」は外せません。
台南の古い街並みを味わった後には、台南を代表する老舗「再發號肉粽(ザイファーハオロウツォン)」の特製ちまきも味わってみてはいかがでしょうか。
そこでは、長い歴史と人々の営みの中でゆっくりと紡ぎあげられた大切な味わいを感じる事ができるに違いありません。
Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア
お店 再發號肉粽(ザイファーハオロウツォン)
住所 台南市民權路二段71號
営業時間 9:00-20:30
定休日 なし
お店のHP http://u77s23.myweb.hinet.net/(中国語のみ)