【誰にも教えたくない日本の隠れ家】これぞ大人の駄菓子屋。路地裏にひそむ最高の居酒屋、東京都・日本橋茅場町「ニューカヤバ」
東京都・日本橋茅場町。
大手化学メーカーである花王やカネボウ、そしてポン酢で有名なミツカン、何でもそろうドンキホーテ。さらには、東京証券取引所が近い事に由来し、様々な証券会社など、多くの人が知る大企業がひしめくビジネスエリアである。
徳川家康が江戸城築城の際に、神田にいた茅商人をこの埋め立て地に移住させたことから、茅場町の町名となったと言われており、この地は、江戸時代から商人の町として脈々と現在までその魂は受け継がれているのだ。
そんな今も昔もビジネス街のこちらの町は、舌の肥えたビジネスマンを魅了する素晴らしいお店が目白押しのエリアとも言える。
たとえば、茅場橋ちかくにあるラーメン店サンダーバードのラーメン(奥久慈シャモのスープを心ゆくまで堪能しよう。茅場町「雷鳥(サンダーバード)」のラーメンが絶品すぎる件 ( http://gotrip.jp/2015/02/16848/ ))や、
霊岸橋ちかくにある洋食店津々井のオムライス(街の巨匠がつくる正統派オムライス。日本橋茅場町の「洋食レストラン・津々井(つつい)」( http://gotrip.jp/2014/09/7029/ ))、
さらには、老舗割烹である辰巳のメヌケフライ(正直な有吉さんが絶賛したメヌケを食べられるお店に行こう!東京・中央区の「辰巳」( http://gotrip.jp/2014/11/14238/ ))など、
美味しいお店を挙げればきりがない。
そんな数え上げればきりがないほどのきらぼしのごとく輝く名店がひしめくグルメエリア・茅場町において、大人の駄菓子屋と絶賛されているスポットがあることをご存知だろうか。
それが今回ご紹介する居酒屋「ニューカヤバ」だ。
・独特のスタイル、それがニューカヤバ
こちらのお店では、飲み物は全て自動販売機で提供される。そのため硬貨をたくさん持参する必要がある。生ビールからお酒、焼酎、ソフトドリンクに至るまで、そのほとんど全てが自動販売機で提供されるのだ。古めかしい自動販売機にコップをセットして、100円玉をいれる。他のお店ではほとんどお目にかかれないスタイル、それがニューカヤバなのだ。
・おつまみはカウンターから
こちらのお店、おつまみは全てカウンターに並べられている商品から選ぶ事ができる。200円からそろえられているおつまみはどれも手作りのおつまみ。マカロニサラダはお袋の味わいといった風情であるし、おでんも家庭的な味だ。特に奇をてらっているものはなく、ごくごく普通に美味しいお袋の味。しかしこれが心にしみるウマさなのだ。また日によって、時間帯によって変わっていくおつまみ、それがまた嬉しい。
・自分で焼く焼き鳥
こちらのお店で是非試してもらいたいのが、焼き鳥。こちらの焼き鳥の特徴は自分で焼くということ。お店の中に備え付けられた焼き台で自分好みの味と焼き加減でいただく焼き鳥。タレでもよし塩でもよし、タレをつけて2回、3回と濃い味にするもよし、自分好みの焼き加減と味付けによってさらに美味しく楽しめるのだ。
もし平日の夜、茅場町エリアを訪れる事があるのであれば、1度訪れてみてはいかがだろうか?
そこには、まるで一昔前にタイムスリップしたかのような、大人のワンダーランドがあるに違いない。
ただし、午後6時には満員になってしまう為、早めに訪問する事をオススメしたい。
また、女性1人では立ち入る事ができないので、女性の方は男性を誘って、是非こちらのお店で楽しい時間を過ごしてもらいたい。
Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア
お店 ニューカヤバ
住所 東京都中央区日本橋茅場町2-17-11
営業時間 17:00〜21:00
定休日 土・日・祝日