今月13日、ラグビーW杯イングランド大会で3勝を挙げた日本代表が帰国するや、選手達はテレビやイベントに引っ張りだこ。中でも“五郎丸ポーズ”が浸透した五郎丸歩（ヤマハ発動機ジュビロ）は単独ゲストとして出演するケースが多く、既に国内アスリート有数の知名度を得たと言っても過言ではない。

すると19日放送、フジテレビ「ノンストップ！」では、「まだまだ続く！列島を駆け巡る“五郎丸フィーバー”」と題し、その経済効果を伝えている。

昨年発売された著書「不動の魂 桜の15番 ラグビーと歩む」はW杯後2万部を増刷、累計で3万部を突破した他、五郎丸ポーズのパロディ商品も続々とリリースされ、20日には五郎丸の公式サイトがオープンしファンクラブも創設されるという。

同番組では、五郎丸のCMオファーについて「2桁頂いております」というヤマハ発動機のコメントを紹介。その出演料は「1本あたり2000〜3000万」と伝えた。さらに同番組にコメントを寄せた経済ジャーナリスト・堀浩司氏は、五郎丸による経済効果を、ラグビー観戦（5億8000万）や自叙伝や関連本（1億2000万）などから「11億円」と試算。4年後のW杯日本開催においては数千億円にもなる見通しだという。

ここでバナナマン・設楽統が、五郎丸に似ていることから、その人気に便乗しようとするスピードワゴン・井戸田潤に「4年後まで大丈夫だよ」と声をかけた。すると井戸田は、放送作家の助言として「五郎丸じゃなくて“五郎罰”でいけって言われました」と明かしたが、バツイチに引っ掛けた井戸田のネタには設楽も「方向的に良くないね」と一蹴した。