国際支援で豊かになる自分
![1日、東京・丸の内で行われた国際支援に関するトークショーに出演するタイタン社長の太田光代さん(左)とパーソナリティのクリス智子さん。(撮影:久保田真理)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/3/6/36e7a6a8c4084ea771-m.jpg)
太田さんはウガンダとコロンビアの子ども2人を支援し、「仕事でヘトヘトに疲れているときに手紙や絵が届くと救われる。大変な生活の中、一生懸命書いてくれたかと思うと活力になる」と表情豊かに話した。また、もともと子ども嫌いだったが、今では心のどこかで「元気にしているかな」と子どもを思う親の気持ちが分かるようになり、支援を通じて自身がとても変わったそうだ。
また、ケニアの子ども1人を支援するクリスさんは、支援前はアフリカに対して「ライオン」「視力がよい」と“陳腐な”イメージしか持っていなかったが、一端つながりができると、「兄弟のことなど、ちょっとしたことでも知りたい」と身近に感じるようになったという。クリスさん自身にとって支援はライフスタイルの一部で、「当たり前にやっていいことだと思う。人とつながっていると納得できれば、続けられる」と支援に対する考えを語った。
最後に太田さんは、支援の大前提として自分自身が元気であることを強調。「日本のエイズ対策も遅れている。自分を大切してほしい」と呼びかけてトークショーを締めくくった。【了】
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