【ファンキー通信】忙しい人必見! 睡眠時間が短くても疲れがとれる方法って?

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 昨夜たっぷり眠ったはずなのに、なぜか身体がだるい。昨日は4時間ほどしか眠れなかったのに体調が良い。同じ睡眠時間でも不思議と疲れの取れ方が違うってこと、多々ありますよね? どうやら眠り方にはいくつかのコツがあるようだ。短時間でぐっすり眠れる人を目指すべく、『忙しい人の3時間快眠』などの著書で有名な医師の林泰さんに“睡眠のコツ”を伺った。

 「睡眠はいかに長い時間寝るかではなく、いかに良質の睡眠を効率よくとれるかが大事です。やはり夜型生活は体内時計が乱れるので避けたほうがよいですね。また、昼休みか夕方に15分〜20分の短時間昼寝をすると脳内に貯まる睡眠物質を減らすことができます」(林 泰先生)

 なるほど。夜型生活はやはりよくないのだ。昼寝については30分以上寝てしまうと、体内時計がずれ逆効果になってしまうらしい。そのほかに気をつけるべき点はありますか?

 「寝る前に避けるべき行為がいくつかあります。夕方以降のカフェインの摂取、大量のアルコールの摂取、頻尿の原因になる大量の水分の摂取、また寝る前にご飯を食べるのもよくないです。どうしても空腹な場合は牛乳を飲むようにしましょう」(同)

 逆にこれをすればよく眠れるっていうものもあるんですか?

 「頭と身体の適度な疲労が大切です。さまざまな分野に興味を持つことで脳をバランスよく使い、適度な運動を行うことも重要です。就寝前に温かいシャワーを浴びたり、アロマやハーブなどでリラックスすると良いでしょう」(同)

 適度な疲労とリラックスが肝心。また、エアコンはつけていても良いが直接風が当たらないようにすると良いのだそう。まだまだたくさん睡眠にはコツがあるそうなのですが、それは著書『短く深く眠る爽快熟睡法』などを参考にしてほしい。先生の本を読んで、まずは夜型の生活を正すところからはじめなくっちゃ! (梅田カズヒコ/verb)

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三喜会 - 文中でコメントを寄せた林先生が代表を務める医療法人社団のWebサイト
短く深く眠る爽快熟睡法 - livedoor ブックス - 文中でコメントを寄せた林先生の著書