17日、宮城県警の実況見分が行われた仙台市泉区の複合健康施設「スポパーク松森」。(撮影:常井健一)

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宮城県南部で震度6弱を記録した地震から一夜明けた17日、宮城県仙台市内の交通は東北新幹線などで一部遅延が出ているものの平静を取り戻している。

 地震で屋内プールの天井パネルが落下し、26人のけが人を出した複合健康施設「スポパーク松森」(仙台市泉区)では、同日午前9時10分ごろ宮城県警と仙台市消防局が到着。同午前10時から、同市職員や施工業者などが立ち会い、国土交通省の調査や宮城県警による実況見分が行われる予定だ。

 同施設は仙台市中心部から北に約10キロの方向に位置し、仙台市がPFI方式で先月1日にオープンさせたばかり。国交省では落下防止対策を各都道府県に事前に通知しており、天井の構造や施工上の問題がなかったか調査するもようだ。【了】

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