内閣府の食品安全委員会は農林水産省、厚生労働省、環境省とともに「遺伝子組換え農作物の安全性の確保などに関する意見交換会」を29日に開く。遺伝子組み換え農作物の開発・利用状況や安全確保の方法について説明するための会合で、一般から150人の参加を呼びかけている。

 病気に強い品種や栄養を強化した品種などの育成を目的として、遺伝子組み換え技術を活用して開発されている農作物の利用状況や安全性の確保のための制度、野生動植物への影響を防止するための措置などについての説明の後、一般消費者と意見交換をする予定。

 問い合わせは農林水産省消費・安全局消費者情報官(電話:03-3502-8504)まで。【了】