YKK APと日本IBMは9日、IT分野での業務提携に基本合意し、契約を締結したと発表した。YKK APはサッシメーカーから、ガラスや付属品なども含めた「窓メーカー」へ転換を図っており、窓の設計などのシステム運用や保守を日本IBMに業務委託する。契約期間は今年7月から10年間。

 YKK APと日本IBMのIT要員が、日本IBMの子会社の日本IBMインダストリアル・ソリューションに出向して業務を担当する。YKK APでは、10年間で運用管理コストを30億円低減するとしている。【了】