中国の宇宙ステーション「天宮1号」が、打ち上げの秒読み段階に入ったことが分かった。酒泉衛星発射センター(内モンゴル自治区)で8月中に打ち上げる予定という。同ステーションを利用して中国は宇宙船のドッキング技術を確立し、有人月飛行にも役立てる考えだ。中国新聞社などが報じた。「天宮1号」は中国にとって宇宙ステーションの「ひな形」となる。設計上の寿命は2年間だ。重量は約8トンで、長征2Fロケットで打ち上げる