民主党政権の誕生で本体工事がストップしている群馬県長野原町の八ツ場(やんば)ダムで、“政”と“業”の癒着ぶりが再び浮き彫りになっている。国土交通省と群馬県土木整備部の資料に加え、群馬県選挙管理委員会に届け出た政治資金収支報告書によると、2006〜08年の3年間で、八ツ場ダムにかかわる100万円以上の工事を受注した業者から、群馬県選出の国会議員や県議会議員、そして群馬県内の市長に対して献金された政治資金は