(台北 24日 中央社)陳菊・総統府秘書長(官房長官に相当)は23日、1992年に両岸(台湾と中国大陸)の窓口機関が合意したとされる「一つの中国」を前提とした「92年コンセンサス」(九二共識)について、「92年の合意はない」と述べ、認めない姿勢を表明した。11月の台北市長選挙に民進党公認候補として出馬する姚文智立法委員(国会議員)の決起集会でのスピーチで語った。92年コンセンサスをめぐっては、中国大陸が受け入れを