【ライブドア・PJニュース 7日 東京】- 都内両国の江戸東京博物館で5日から6日の2日間、参加者のべ520人を募った「江戸風鈴」の製作体験会が行われた。製作指導は江戸川区の篠原風鈴本舗の職人さんたち。大正生まれのご主人、篠原儀治さんは東京都の名誉都民に選ばれた江戸風鈴作りの名人だ。

 職人さんから手取り足取り教えられた通りに、ガラス管の先に付けたガラスを吹くとぷーっと膨らみ、大人も童心に帰って楽しんでいた。風鈴の形にし、内側から色を着ける風鈴作りに、参加者からは「難しい!」の声が上がった。それでも、出来上がった世界に一つだけの風鈴を手にすると満足そうに持ち帰っていた。

 冬の青空に風鈴の爽やかな音色が響きわたった休日であった。【了】

ライブドア・パブリック・ジャーナリスト 東龍治