日本時間3日、米国フロリダ州でキャンプ中の日本代表がコスタリカ代表との強化試合に臨んだ。

試合は先制点を許す展開も、後半15分、カウンターから見事なパスワークの末に遠藤保仁が同点ゴール。その後は香川真司、柿谷曜一朗にもゴールが飛び出し3-1と逆転勝利を挙げた。

同夜、「NEWS ZERO」では、サッカー解説者・北澤豪氏が試合を振り返った。「結果も出てよかったんですけど、W杯から逆算して考えた時にはやっぱり不安ですよ」という北澤氏は、「何が不安って先制点を獲られること。W杯の舞台だったらそう簡単に逆転できない」、「先制点を獲られたら、より試合の進め方も難しくなるので。やっぱり先制点を獲られてはいけない。なおかつ、獲られる前に獲れるチャンスが沢山あった」などとその理由を説明した。

だが、良い点について訊かれると、「不安視されている本田が僕が見る限り非常にいい動きだったし、変わったなと思う」と切り出した北澤氏。この日の本田は1アシストを記録しているが、「ゴールを決めないと周りが納得されない部分はあると思うんですけど、変わった部分は周りを活かすプレーに徹している。ボールのないところでものすごい動いている」とチームプレーに徹した本田を評価、復調しているとした。

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