ミランは25日のセリエA第35節でローマと対戦する。ルディ・ガルシア監督率いるチームとの対戦を前に、クラレンス・セードルフ監督は前日会見でこのように話している。

「ローマを倒すのは難しい。彼らにはクオリティーがある。我々はそれを上回らなければいけない。ローマは攻撃的なサッカーをしている。彼らとの対戦は常に素晴らしい試合だね。両チームに重要な目標がある。素晴らしいサッカーの夜になる条件はそろっているね」

「激しい試合になるだろう。我々はうまくやらなければいけない。ローマが絶好調であり、リーグ最少失点で、重要な選手たちがいるということを頭に入れてね。ガルシア監督とローマには賛辞を送りたい。我々は、自分たちも良い状態という自覚を持ってオリンピコに向かう。私はローマに大きな敬意を払っているよ。彼らのチームづくりや、イタリアで1年目の監督がやっていることに対してね。ローマの最高級の選手たちをいかに止めるかと言うことだけに集中するわけにはいかない。チームとしてプレーする必要があるんだ。ビッグパフォーマンスをしなければいけない」

「彼らと争い、勝ち点3を手にするには、トップパフォーマンスをしなければいけないだろう。本田(圭佑)は起用できる。サムライは準備できているよ。(マイケル・)エッシェンもね。(ステファン・)エル・シャーラウィを招集? いや、我々は道のりを用意してある。彼を使う前に、70分間プレーできる状態にならなければいけない。彼自身、我々、そしてイタリアにとってこれほど重要な財産を危険にさらすことはできないよ」