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エプソンは27日、ビジネス向けのインクジェット複合機/プリンタとして、A3ノビサイズに対応した「PX-M5041F」「PX-M5040F」「PX-S5040」の3モデルを発表した。3月20日より発売する。価格はオープン。直販価格(税別)は、PX-M5041Fが59,980円、PX-M5040Fが49,980円、PX-S5040が34,980円。

○PX-M5041F

「PX-M5041F」は、A3ノビサイズ対応のインクジェット複合機。プリントヘッドに新開発の「PrecisionCore」を搭載し、ノズル密度を高めて1列あたりのノズル数を大幅に増加。印刷速度を高速化している。印刷速度はカラーで10ipm、モノクロで18ipm。耐久性は8万ページ。自動両面印刷にも対応する。

インクシステムは4色独立型で、全色顔料系を採用。カラーマッチング技術を刷新したことと、普通紙への印刷解像度が600dpiに向上したことで、より細かい文字を鮮明に印刷できるようになった。ランニングコストはカラー約7.2円、モノクロ約2.4円(A4用紙1枚あたり)。

ファックスも大幅に機能アップ。ファックス/電話の自動切り替えに対応するほか、4.3型のカラーLCDパネルを生かした機能も多数搭載。内容をプレビューしてから送信する「見てからファックス送信」、受信したファックスを画面で確認してから印刷できる「見てからファックス印刷」、あらかじめ設定した別のファックスやメールアドレスへ転送する「ファックス転送機能」などを備える。

有線/無線LANに標準で対応するほか、「Wi-Fi Direct」機能ではスマートフォンやタブレット端末を直接ワイヤレス接続して印刷可能。同社提供の無料アプリ「Epson iPrint」と連携することで、より簡単にプリントやスキャンを行える。

印刷方式がPrecisionCoreインクジェット、解像度が4,800×2,400dpi。対応用紙サイズはA3ノビサイズまで。用紙カセットは2カ所あり、それぞれ普通紙を最大250枚セット可能。ファーストコピータイムは、モノクロが8秒、カラーが21秒。スキャン機能は、解像度が600dpi、読み取りサイズが297.18×431.8mm。

インタフェースはUSB 2.0、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN。USBメモリ用のUSBポート/SDメモリーカード/メモリースティックDuoスロットを搭載。本体サイズはW567×D817×H418mm(使用時)、重量は21.8kg。対応OSは、Windows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Windows Server 2003 / 2008 / 2008 R2 / 2012 / 2012 R2、Mac OS X 10.5.8。

○PX-M5040F

d 「PX-M5040F」は、A3ノビサイズ対応のインクジェット複合機で、給紙カセットが1カ所のモデル。主な仕様は「PX-M5041F」とほぼ共通。本体サイズはW567×D817×H340mm(使用時)、重量は約18.6kg。

○PX-S5040

「PX-S5040」は、A3ノビサイズ対応のインクジェットプリンタ(プリンタ機能のみ)。印刷性能は「PX-M5041F」とほぼ同等。LCDパネルは2.1型に変更されており、USBメモリ用のUSBポート/SDメモリーカード/メモリースティックDuoスロットは搭載されていない。本体サイズはW567×D807×H323mm(使用時)、重量は約15kg。

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