CDG(ジャスダック・2487)
900円/100株 9万円
企業の販売促進活動を請け負う。景気回復とともに販促予算も増える傾向にあり、今後の増収増益が楽しみ。連続増配中だ。

ハローズ(ジャスダック・2742)
829円/100株 8万2900円
中国・四国地方の瀬戸内海側で食品スーパーを展開している。地元密着型の24時間営業で大手を脅かす存在に。地域一番店が多い。

シュッピン(東証マザーズ・3179)
890円/100株 8万9000円
ソフマップ創業者が始めたカメラや時計のネット販売の会社。昨年12月の上場以来、知名度が高まるにつれてネット販売が拡大中だ。

コネクトホールディングス(東証マザーズ・3647)
82円/100株 8200円
もともとはシステム会社だったが、副業だったギャル向け雑貨が今では本業に。決算書には「継続前提に重要事象」あり。

ニッポン高度紙工業(ジャスダック・3891)
1210円/100株 12万1000円
電池やコンデンサー内部で絶縁体として使う特殊紙を生産する会社。自動車用の大型リチウムイオン電池の普及に乗って、業績向上か。

テイクスアンドギヴ・ニーズ(東証1部・4331)
2万3300円/1株 2万3300円
結婚式場を運営。中国での富裕層向け結婚式プロデュースも好調で、採算に貢献している。アジア展開をさらに拡大へ。

ソースネクスト(東証1部・4344)
1419円/100株 14万1900円
ウイルス対策や動作改善などのパソコン用低価格ソフトが主力で、コンビニ店頭でも販売している。スマホ向けアプリの拡大に期待。

ヤスハラケミカル(東証2部・4957)
679円/100株 6万7900円
接着剤や香料などを生産する特殊化学品会社。震災直後でも黒字経営だったが、今後は工場再編などで利益率が高まる見通しだ。

ペガサスミシン製造(東証1部・6262)
395円/100株 3万9500円
工業用ミシン製造の中堅で、アジアでの販売が拡大している。中国からアジアの他国への生産移管が加速すれば、売り上げ大幅増へ。

寺崎電気産業(ジャスダック・6637)
657円/100株 6万5700円
船舶用の配電システムを生産する電機メーカー。造船業界はアジア勢に押されているが、この会社はアジア企業にも納入している。

スズデン(東証1部・7480)
516円/100株 5万1600円
オムロン製品を扱う制御機器の専門商社だ。社員の“機械好き”が伝わってくる社風に顧客企業から高評価。利益率アップの余地あり。

橋本総業(ジャスダック・7570)
969円/100株 9万6900円
配管やエアコンなど住宅設備全般を扱う卸売業。知名度は高くないが、年商1000億円台で、業界内では存在感のある実力企業だ。

廣済堂(東証1部・7868)
476円/100株 4万7600円
売上高では印刷が主力だが、利益面では葬祭関連の貢献が大きい。ゴルフ場事業の一部縮小でグループ全体の利益率は底上げに。

サンメッセ(ジャスダック・7883)
352円/100株 3万5200円
中堅印刷会社。電子書籍化にも対応している。経営不振期を脱し、売上高も利益も徐々に回復中。急成長シナリオのある中期計画が欲しい。

RISE(ジャスダック・8836)
122円/100株 1万2200円
不動産賃貸と宅地分譲の2本立て。経営不安説が流れた時期もあるが、株価はようやく3ケタを回復した。値動きがやや荒い点に注意。

ランドビジネス(東証1部・8944)
617円/100株 6万1700円
東京や横浜などでの不動産賃貸が主力。不動産賃料の下落に歯止めがかかり、今後は上昇に転じる可能性が強まっている。同社に理想的な展開に。

ハナテン(東証2部・9870)
538円/100株 5万3800円
関西地盤の中古車販売業者。整備工場も併設し、販売後の修理や車検などもカバーし、これまでの“売るだけ”からの脱却を目指す。

※ハナテンは2013年7月16日から、東証・大証の統合に伴い大証から東証へ市場変更。

黒岩泰(YASUSHI KUROIWA)
黒岩アセットマネジメント代表

山一證券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自の「窓・壁・軸理論」をもとに株式・先物・オプション投資の助言を行なう。初心者にもわかりやすい、決してブレない相場解説には定評あり。



この記事は「WEBネットマネー2013年9月号」に掲載されたものです。