夏目三久アナウンサー

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15日、テレビ朝日系バラエティ番組「マツコと有吉の怒り新党」で、マツコ・デラックスが「女性の晩婚化」について熱弁をふるった。番組では、毎週マツコと有吉弘行が「怒り新党」のマニュフェスト作りと称し、視聴者からの怒りの投稿を元にトークを繰り広げている。

放送で紹介された視聴者からの投稿は、53歳男性からのものだった。独身30歳の娘が、出勤時間ギリギリまで寝ており、昼食のお弁当づくりも母親任せ。家にいる時は一日中寝ているので、掃除・洗濯・料理も全くしないことに怒っているという。

これを聞いたマツコは「もう結構タイムリミットね。実家暮らしで、それやっちゃってると、もう無理だよ...」と答え、怠惰な生活態度は変えられないと断言。さらに「30歳くらいで、実家暮らしして、そういうことしてる人はいっぱいいると思う」と続け、この女性だけでなく、社会人になったと同時に全員一人暮らしさせた方がいいと苦言を呈した。

この女性とほぼ同年代である、夏目三久アナウンサーの「彼氏によって変わることはないですか?」という擁護にも、マツコは「男の前ではイイ顔をするかもしれないけど、性の根の部分は変わらない」「結婚して2年も経てば、また部屋の中が泥棒が入ったみたいになりますよ。その時点でジエンド」と切り捨て、徹底的に否定した。

何故ここまで「30歳実家暮らしの独身女性」に対し、厳しい発言をするのだろうか。そこには、マツコの「結婚と出産」に対する思いが隠されていた。マツコは「30歳実家暮らしの独身女性」の、その後の人生をこのように説明している。

「みんな38歳になってヒーヒー言ってる。35歳くらいまでに結婚して、1人くらい子ども作っておこうって思うんだったら、来年くらいまでには出会いがないとダメよね?」「でも、付き合い始めて1年付き合ったらもう32歳でしょ?32歳で結婚して、33歳で妊娠しました。34歳で子どもって、ほらもうギリギリじゃない!」と声を荒らげた。

また、仕事をする女性ほど、男性と同じ感覚でいるため晩婚化しやすいとして、「35歳になったとき、男はこれからよ。これから結婚して、全然普通よ」「でも、女の人が35歳から結婚して出産するって、そんな簡単なことじゃないよ」と、出産の困難さを引き合いにだし、男性と同じような感覚で人生を考えるべきではない、と女性たちに警告、マツコの晩婚化への思いは強いようで、その後も口調は激しくなっていった。

さらに「出産って、風邪ひいて病院行くくらいの感覚で思ってるけど、命懸けの作業だからね。あれを初産で30歳後半でやるって、やっぱり大変なことなのよ」と続け、夏目アナに向かって「そこを、あなたくらいの年齢から考えておきなさいって言ってんのよ!考えたことある!?」と、出産についてもっと考えるべきだと厳しく問いただした。

夏目アナはこの意見に「すいません、(考えたこと)ありませんでした...」と涙目になりながら答えたが、「でも、女性って楽しくなってくる年齢なんですよね」と弱々しく反論。

その様子に、冷静になったマツコは「批難もしてないし、(楽しいのは)いいんだけど、女には女の身体の限界もある。どうしても結婚・出産したいという思いがあるんだったら、ちゃんとそこも念頭に置きながらじゃないと」と、やさしい言葉をかけながらも、やはり計画をもって結婚・出産を考えるべきと諭した。

夏目アナのあまりの落ち込みように思わず笑ってしまった有吉には「いいですよね、有吉さんはそうやって笑って」と快く思っていない様子の夏目アナだったが、「マツコさんには怒っていません」と真剣に話に聞き入っていた。

マツコは30代前の女性を見つける度に、この結婚・出産の話をしていたという。しかし、最近はそんな話をしても通じないことが多く、晩婚化の傾向にある社会を嘆いた。

また、男性も女性をそういう目で見るべきであり、少子化対策のことを考えても、未婚や働きながらの出産でも大丈夫なようにするなど、女性の人生設計には男性と社会の理解が必要と熱く語った。

女性の晩婚化・出産に対し、並々ならぬ熱弁をふるったマツコだが、もちろん女性ではない。しかし女性の気持ちを持ちながらも出産できないマツコだからこそ、特別な思いがあるのだろう。

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マツコと有吉の怒り新党 5月15日