聖人(ロレンツォ)の名を持つチームを応援する新たなローマ法王は、ローマにおいて以前から聖人のように考えられている名前を選んだ。「フランチェスコ」という名を聞いて、多くのローマサポーターが笑顔になった。

ローマにおけるフランチェスコと言えば、フランチェスコ・トッティだ。新法王の決定から一夜明け、同選手は『ANSA』に対し、次のように話している。

「彼の顔にはそのシンプルさから感銘を受けた。彼の顔からは落ち着き、善意というものが現れている。若者が必要としているのはこれだ。彼の存在は僕たち全員にとっての確かさとなる。フランチェスコという名を選んだこと? 赤面しちゃうね…」

一方、半月板の手術を受けて離脱中のFWマッティア・デストロは、30日のパレルモ戦か4月7日のダービーでの復帰を目指している。『ローマ・チャンネル』で、同選手は次のように語った。

「日に日に良くなっているよ。来週からはペースを上げたい。いずれにしても、チームメートたちの動きを見ているよ。ローマが素晴らしい試合をしていることはうれしいね。(アウレリオ・)アンドレアッツォーリ監督の功績だ。でも、選手たちの功績でもある。3位? もちろん、僕らは全力を尽くす。僕らには、この目標を目指して争うだけのクオリティーがある」

17日にはパルマ戦がある。デストロ同様に、MFミラレム・ピアニッチも負傷で欠場だ。DFヴァシリス・トロシディスについては、まだ希望がある。ただ、同選手はウディネーゼ戦で負った左ももの痛みがある。