シドニーFCのFWアレッサンドロ・デル・ピエーロが、移籍のうわさを自ら否定した。オーストラリアのAリーグでの道のりは、ここまで万全ではなかったが、デル・ピエーロは『スカイ』で「まったくないよ。ちょっとネガティブな結果が続きすぎたから、うわさが出てきたというだけだ」と話している。同選手は次のように続けた。

「ここの状況はシンプルだし、明確だ。以前に生まれたアイディアは、確実に2年間は進めるというものだ。それから先のことは、様子を見ていこう。僕には出ていくつもりはまったくないよ」

また、デル・ピエーロは古巣ユヴェントスがチャンピオンズリーグの決勝トーナメントに進出したことについて、「素晴らしかったね。ちょっと難しくしてしまったけど、ドネツクでとてもうまく勝つことで、堂々と勝ち進んだ」と賛辞を送っている。

一方、アトレティコ・マドリーFWラダメル・ファルカオも、1月の移籍を否定した。リーガエスパニョーラ2位で2012年を終えたアトレティコは、少なくとも6月まで同選手に期待できる。「グローブ・サッカー」賞で2012年の最優秀選手に選出されたファルカオは、次のように話している。

「多くのクラブが僕に関心を示してくれたことは、誇りに思っている。でも、彼らは今シーズンが終わるのを待たなければならない。それから何が起こり得るかを見てみよう。いずれにしても、冬のメルカートで僕がアトレティコから出ていくことは、まったく予定されていないんだ。今のクラブと設定した目標を達成したいと思っている」