11月1日からタイで開催されるフットサルのワールドカップ、10月19日に日本代表チームメンバー14名が発表され、三浦知良選手(J2・FC横浜)が選出された。45歳となったキングカズがメンバー候補としてフットサル代表合宿に召集されたころから、ブログ上でも話題になっていた。
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1993年のJリーグ開幕から45歳となった今でも現役を続ける三浦和良選手。日本サッカー界の顔ともいえるカズとはいえ、サッカーとは別のスポーツであるフットサルでのワールドカップ出場に
・おめでとうという気持ちもあるけど、何かウラがあるんじゃないかと思ってしまう
・この時期にJ2抜けさせてまで、キングカズを客寄せパンダにするなよな〜
・カズが呼ばれた本当の理由とは…実力か存在感か、はたまた人間性か
など日本サッカー協会の思惑に冷めた視線を向けつつ、今なお大きな求心力を持つカズゆえ
・カズのW杯出場は感慨深い。代表で11番をつけているカズを見て鳥肌が立った
・フットサルの試合であっても、世界の舞台でカズダンスが見たい!
といった熱いコメントも寄せるサッカーファン。

サッカー日本代表が初出場した1998年のフランスW杯で、直前に代表メンバーを外された三浦選手だけに目立つのが「悲願のW杯出場」という捉え方も目立つが、そのころから応援してきた世代からは
・45歳で現役を続けてるだけでもすごい!是非ともW杯でおやじの星になってくれ!
・カズは僕ら中年の希望だ。日本人の誇りだ。カズダンス待ってるぞ
・同世代だから体力の衰えと日々闘う辛さはわかる。それでもW杯出場をつかめるってスゴイ
とことさら熱いエールが。「息がきれる」「疲れがなかなかとれない」といった体力の衰えを実感する世代にとって、同世代で現役を続けるキングカズは自分を重ねつつ、自分には決してできない挑戦を続け夢を見させてくれる「星」なのだろう。
・くさることなく日々ストイックなまでの練習を重ねて現役を続けてきたカズ、尊敬します!!
・年齢を言い訳にせず練習で鍛錬しいつでも戦闘態勢がとれる、その姿勢はスポーツマンの鑑
・本当に好きなことを精一杯やっていくカズは僕にとってのスーパースター
など、サッカーに向き合う姿勢は幅広い世代から圧倒的な支持を得ている。

とはいえフットサルとサッカーは共に「足でボールを蹴って点をとるスポーツ」ではあるものの、ボールからルールまで全く別物であり選手に求められる戦術・技術もサッカーとは違う。

Jリーグもシーズン半ばなのに、45歳のサッカー選手が突然招集されるという異例の事態に若きフットサルファンからは
・カズが入ることでフットサル1本でやってきた選手が落ちたわけだからねぇ〜
・これからのFリーグを担う若い選手を招集したほうが、フットサルの財産になる
・バイトを掛け持ちしてフットサルをしてきたような人には色々な思いがあるのでは
といった声も聞こえてくる。

そのうえで
・サッカーとは別物のフットサルだけど、カズの経験が十分に活かせる場所だと思う
・客寄せパンダとわかった上で日の丸を背負う覚悟と誇りをもち闘えるカズはカッコイイ
・自分の行動がどれほどサッカーファンに影響を与えるか、カズ自身がわかってるはず
とも受け止められており、ここでもやはりいかに三浦知良選手が特別な存在であるかが伝わってくる。

実際にフットサル代表チームの練習には、これまでにない数の取材陣が詰めかけて、メディアの露出もぐんと増えている事実もあり
・サッカーに比べて知名度の低さは否めないが、これだけ注目されるのは喜ばしい
・民放でもフットサルの試合見られるようになるんだから、カズの力って大きいよね!
・どんなカタチであれフットサルがフィーチャーされることはいいこと
と喜ぶフットサルファンも。

まずは10月24日に対ブラジル、27日に対ウクライナの国際親善試合があり、W杯では11月1日にブラジル戦が控えている。
・強豪揃いで結構ショッキングなグループCですが、目指せグループリーグ突破!
・'98年の悔しさは克服できないでしょうけど、フットサルW杯でカズダンスだ!
・フットサルの選手は全然知らないけど、がんばれフットサル日本代表!
闘いを見つめる視線に違いはあるものの、応援する気持ちはひとつ。がんばれフットサル日本代表!

(夏目 昌)



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