インテルDFアルバロ・ペレイラが31日に入団会見へ臨んだ。インテルの左サイドには、かつてアンドレアス・ブレーメ、DFロベルト・カルロスが、右サイドにはマイコンがいた。責任感から怖れを感じることはないだろうか?

「マイコンはインテルにとって素晴らしい選手だった。比較をするのは正しくない。僕はこのクラブのために全力を尽くし、自分の能力でインテルのカラーを守っていくよ」

「変化が始まったシーズンを終え、このチームには野心的なプロジェクトがある。クオリティーのある選手たちがおり、僕は勝つためにここへ来た。これから37試合のファイナルが待っている。やるべきことはたくさんあるけど、勝者のメンタリティーを持って、グループとしてまとまれば、大きな満足を得られるはずだ」

ピッチでの役割については、このように話している。

「ゴールエリアにいることは重要じゃない。僕が関心あるのは勝つことだけだ。アルゼンチンで11ゴールを決めたときは、左サイドバックだった。でも、監督の要求に適応していく。中盤だろうが、ディフェンスだろうがね。チームの要求に合わせるさ。とにかく、僕はピッチで語りたい」

インテルのウルグアイ人選手といえば、かつてアルバロ・レコバがいた。

「アルバロとは知り合いになったし、ルベン・ソサの試合も見ていた。手本? 僕がずっと憧れてきたのはロベルト・カルロスだ。でも、基本的には自分のスタイルというものを見つけようとしてきた。ほかのカンピオーネたちを称賛するのは普通のことだけど、時間とともに“自分”になるんだ。それぞれの特長を伸ばそうとしつつね」

ペレイラのあだ名は「パリート」だ。

「小さいときに僕がすごくやせ細っていたことから来ているんだ。あと、弟が『アルバロ』とうまく言えず、『アルバリート』と言っていたこともあって、2つがミックスされたんだよ」

インテルの環境については、このように話している。

「(フレディ・)グアリン、(ハビエル・)サネッティ、(ワルテル・)ガルガノと話した。僕はすべてをチームメートたちと共有したい。彼らと戦うのだからね。インテルのことはすべて知っている。数々の勝利や、初めて外国人選手たちを受け入れたチームだったというクラブの設立などね。(ディエゴ・)フォルランとも話した。彼からは、僕はファンタスティックなクラブに来たんだって言われたよ」