ポルトからインテルへの移籍が決まったDFアルバロ・ペレイラが、24日にミラノに到着した。ポルトは23日にインテルからのオファーを受け入れたことを発表しており、すでにインテルの選手と言えた同選手だったが、メディカルチェックを済ませてから、インテルとの4年契約にサインしている。

インテルはポルトに1000万ユーロ(約10億円)を支払う。さらに、ペレイラが25試合以上に出場すれば100万ユーロ(約1億円)、インテルがチャンピオンズリーグ出場権を獲得すれば、さらに100万ユーロのボーナスだ。合わせると、1200万ユーロ(約12億円)となる。

これだけではない。インテルが今季のスクデットを獲得した場合、ポルトにはさらに150万ユーロ(約1億5000万円)が入る。2013-14シーズンでもまたタイトルを獲得すれば、さらに150万ユーロ。合計で1500万ユーロ(約15億円)だ。

24日に到着したペレイラは、多くのサポーターと報道陣に迎えられた。同選手は『ガゼッタ』の記者に、次のように話している。

「ここにいるのが信じられないね。インテルに加わることを、すごく幸せに思っている。ここでプレーするのは夢だ。インテルでプレーすることが、イタリア国外で、特に南米でどんな意味なのか、君らには分からないだろうね。僕らは多くのタイトルを獲得できるさ」

一方、GKジュリオ・セーザルは23日にロンドンを訪れており、近くQPRの選手になるだろう。交渉は進んでいる。ただ、まだ決まってはおらず、同選手は24日にミラノへ戻ってきている。インテルとオファーを検討しているところだ。

また、DFマイコンの代理人であるロベルト・カレンダ氏もロンドンにいた。マンチェスター・シティが同選手の獲得を試みている。一方で、チェルシーは争奪戦から外れた。24日、チェルシーはマルセイユからDFセサル・アスピリクエタを獲得したのである。同選手の移籍金は800万ユーロ(約8億円)とボーナスだ。