脳科学おばあちゃんの“暴論”に非難殺到!

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ダイヤモンド社のビジネス情報サイト、「ダイヤモンドオンライン」で、脳科学おばあちゃんこと久保田カヨ子氏の連載コラムが掲載されているが、本日アップされた最終回のコラムの一節をめぐって、ネット上では大騒ぎになっている。

争点となっているのはこの一節。

その点で、最近、ちょっと気になることがあります。
“アレルギー”というものに対して、あまりにも過敏になっていないかということです。
「うちの子はアレルギーを持っているので、あれもこれも食べることができないのです」
などと、なんら恥じ入ることなく話す親がいます。


この内容に対して、アレルギー児を持つ親を中心に非難が殺到している。
・アレルギーは甘やかしで食わせないわけじゃない
・おいおい勘弁してよ。アレ児殺す気かよ。
・少しでも食べられるようにって世の中の母親がどんだけ頑張ってんのか知ってんのかよ。
・身近に食物アレルギー持ちがいないとこの程度の認識なんだろうね。
・素人療法で脱感作ができる訳無いだろう。
・「昔はそんなことなかった」ってのはおそらく昔そういう子どもは原因がよくわからないまま乳幼児期に死んでたんだ。


久保田カヨ子氏は現在80歳。かつてフジテレビで放映されていた『エチカの鏡』で“脳科学おばあちゃん”として、その破天荒な物言いも相まってブレークしたが、彼女による英才教育や子育て理論の裏付けには、夫である大脳生理学の権威、久保田競(きそう)氏による実証があるという。

いずれにしても、争点となっているくだりは食物アレルギー児の理解に欠ける内容であり、専門外の領域にまで踏み込んでしまったことで「地雷を踏んだ」様相となっている。影響力の大きい人物による誤解を招く発言として、看過できるものではない。

「カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方」【最終回】男の子に「生き抜く力」をどう身につけさせるか?
※問題のくだりは3ページ目に
http://diamond.jp/articles/-/21827

【追記】該当部分は8/3(金)に削除され、現在はお詫び文が掲載されています。