ヤマダ電機が発表したグループ全店POSベース売上高が前年同月と比較して32.4%減だということがわかった。地デジ化の駆け込み需要の反動のほか、買い控えなどが目立っているという。だが、それだけなのだろうか? 家電量販店が苦戦する理由を考えてみた。

■不思議といつもレジが混んでいる
広い店内に、レジが少ないという印象もそんなにないのだが、混んでいることが多い。消耗品などちょっとしたものを購入するときに気になってしまう人が多いということだが納得。

■値段の安さ、配送の便利さなどでネットが勝利?
価格を確認する際にネットで見かけた商品が安いということは多い。また、送料や即配達の対応などネットの方が便利な場合もある。

■メリットは実機を触れることと、店員か
家電量販店が有利だと言える大きな点は実機を直接触ることができるというところだろう。画像で見るだけではなく、実際に手に取ることで使用時のイメージがわきやすい。さらに、店員と言葉を交わすことで、不安点などが解消されるというメリットもある。自宅での設置場所や使用上の注意などを聞くことで安心できるだろう。

ネットに負けている感がある家電量販店だが、強みを生かして巻き返してもらいたいものだ。