EURO2012初戦でウクライナに敗れ、スウェーデンのドレッシングルームに亀裂が入っているようだ。現主将のFWズラタン・イブラヒモビッチと、マルクス・アルバック助監督が争い、元主将でアルバック氏とアストン・ヴィラで同僚だったDFオルフ・メルベリも、「アルバック陣営」についたという。ウクライナ戦の試合後、両者は激しく言い争ったそうだ。

英紙『デイリー・スター』によれば、エリック・ハムレン監督は和解に努めたものの、失敗したという。今では、両者は話もしないそうだ。スウェーデンは15日、EURO2012グループD第2節でイングランドと対戦する。

匿名の人物は『デイリー・スター』で、「もはや我々は完全にアナーキーな状態だ。ドレッシングルームの空気は最悪だよ。監督たちは、仲直りするように選手たちを説得しようとしたけど、そうはならなかった」と話している。

イングランド戦に向けた準備のさらなる障害となったのが、フレデリク・ラインフェルト首相が選手たちの振る舞いを「受け入れられない」と批判したことだ。スウェーデンの選手たちは練習でミスをした控えGKの尻をターゲットにシュートしていた。