この日、唯一のソロ歌唱。山下ゆかりが、曲目「虫のバラード」のステージに立った。
SKE48・チームEが14日、愛知のSKE48劇場で、2nd公演「逆上がり」の初日を迎えた。

昨年1月16日にデビュー公演を果たしたチームEにとって、2本目となる新たなステージ。この「逆上がり」公演は、AKB48チームKが2009年4月から翌年2月まで、実施していたステージで、幾つかアレンジが入れられて披露された。

一つに、開演してスグに寸劇がスタート。メンバーの柴田阿弥が、木本花音の頬をいきなり平手打ちにするお芝居で幕が開いた。これまでのAKB48公演になかった試みだった。

SKE48の柴田阿弥(左)と木本花音(右)
柴田阿弥(左)と木本花音(右)による、お芝居から公演スタート


ユニット曲では、しっとりとした表現力が必要とされる曲目「抱きしめられたら」のセンターに金子栞が務めた。そして、AKB48・秋元才加が担当していたソロ曲「虫のバラード」には、山下ゆかりが歌唱した。これら、意外な組み合わせで登場する度、どよめきが起こった。

関係者は「温かい声援もあり、初日は無事幕を下ろしたものの課題は山積みだ」と評価。「この公演で、どこまで成長と進化を遂げられるのかどうか、期待してもらえたら」と口にしている。

寸劇で、平手打ちされた木本。そのお芝居ではなく、肝心となるステージ全体についてコメントした。「一瞬で終わってしまった感じがします。『逆上がり』公演は、本当に色々な曲があります。明るく元気な曲は、チームEのフレッシュさを全開に。ダークで大人っぽい曲では、ちょっと背伸びをしてます(笑)」とバリエーションの一部を紹介していた。

SKE48の柴田阿弥(左)と木本花音(右)
写真は、曲目「わがままな流れ星」のステージ。木本花音(左)と柴田阿弥(右)


なお、彼女たちの「逆上がり」公演は、東京ドームシティホールで開催中のAKB48グループ、リバイバル公演「見逃した君たちへ2」で、5月23日(水)に上演されるスケジュールがあり、関東のファンにも届けられる。

SKE48の柴田阿弥(左)と木本花音(右)
2nd公演「逆上がり」の初日を迎えた、SKE48・チームE


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