14日、日本サッカー協会は29日に行なわれるW杯アジア3次予選・ウズベキスタン戦に向けて香川真司(ドルトムント/ドイツ)、長友佑都(インテル/イタリア)ら海外組14人の招集を求め、所属クラブに協力を要請する文書を送付したと発表した。負傷中の本田圭佑(CSKAモスクワ/ロシア)は含まれないものの、所属クラブへの完全移籍が見送られた宇佐美貴史(バイエルン/ドイツ)、移籍したばかりの家長昭博(蔚山現代/韓国)らの名前もあるという。

しかし、日本はすでに最終予選進出を決めており、この試合は形としては消化試合となる。海外組を含めたフルメンバーを投入する意図は「試合間隔をあけすぎないこと」などが予想されるが、特に海外で好調を維持する香川、長友の招集にはサッカーファンからさまざまな反応が出た。

「新戦力発掘しないでどうすんだよ」「宇佐美は五輪のほうに呼べよ」「ジーコ解任デモやった奴、出番だぞ」「もう仮病使えよ」「ドルトムントは招集文書破り捨ててOK」といった、海外組の招集に反対する声が高まった一方で、「ここで呼ばなきゃ、6月の最終予選にぶっつけ本番だぞ」「海外組がいるのといないのとじゃスポンサー料が全然違うからな」「いやこれくらいこなせるだろwお前ら過保護w」といった意見も散見された。

■関連リンク
香川真司の得点で勝利。チームも香川も好調を維持。 【ボルシア・ドルトムントvsレヴァークーゼン】
伊紙、長友の必要性を力説し指揮官を酷評「早く起用すべきだった」
【加部究コラム】プロの充実がなければ未来は暗い