5戦4敗未勝利のインテル、21日中にもガスペリーニ監督解任か
 20日に行われたセリエA第4節のノヴァーラ戦に1−3で敗れて公式戦5試合1分け4敗未勝利となってしまったインテル。マッシモ・モラッティ会長は、「一晩考えて決断する」と、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の解任を示唆した。イタリア誌『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 インテルは今シーズン、イタリア・スーパーカップ、リーグ3試合、そしてチャンピオンズリーグのグループリーグ第1節を消化したが、1分け4敗。ノヴァーラ戦でも良いところなく敗れ、監督解任の噂が絶えない。

 モラッティは試合後、「監督がチームを掌握できていない」と、ガスペリーニを批判。今後については、「一晩考えて決断する」と話し、21日中にもガスペリーニがインテルを去る可能性が出てきた。

 インテルの新監督候補リストにはクラブのOBで親善大使を務めているルイス・フィーゴ氏、チェルシーやローマを率いたクラウディオ・ラニエリ氏、ミランなどを率いてセリエAでの実績も豊富なカルロ・アンチェロッティ氏などの名前が挙げられている。

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