マンチェスター・シティのロベルト・マンチーニ監督が主将のカルロス・テベスに対し、クラブに不満なら出て行っていいと示唆したことがわかった。14日付のミラー・フットボールが報じた。

今日のFAカップファイナルに先発出場することになったテベスだが、この夏の移籍を希望していると伝えられる。

「カルロスは5年契約を結んでいる。だが、私は、選手がクラブのやり方を信頼し、クラブにいてハッピーなら留まるべきだと思っている。もし、私がここにいてハッピーでなければ、出て行くだろう。それは選手にとっても同じだ。もし、ここで不満を感じているのなら、出て行ったほうがいい」とマンチーニ監督は話した。
「私はカルロスが出て行きたがっていると言ったことはない。それは彼の決断次第だと言ったんだ。彼が22得点を決めているのは大事なことだ。だが、ここまで来られたのは全選手の貢献があったからだ」


テベスは今季序盤に移籍を志願したが、それを撤回したという経緯がある。最近ではレアル・マドリーとインテルが、テベスの獲得に興味を示していると言われ、シティの理事会もこの夏、テベスを手放したほうがいいだろうと考え始めていると言われる。