自由報道協会(仮)がホリエモンを直撃「感情的なナショナリズムになっては、議論にならない」

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「尖閣問題で政治的空白が生じてはいけない」堀江氏

“自由な報道と言論”を目的に、フリーランス・雑誌・ネットメディア有志の会らが中心になって設立した「自由報道協会(仮)」は、2月7日、ホリエモンこと、元ライブドア社長堀江貴文氏への共同インタビューを開催した。

インタビューでは、堀江氏の、テレビ番組『朝まで生テレビ』上での中国や北朝鮮について発言が、現在、ネット上で物議をかもしていることについて質問し、堀江氏は※画像は堀江氏のオフィシャルブログから

“コストを考えればば中国の侵略は現実的ではない”持論を展開

堀江氏は、2月4日に放送した、テレビの討論番組『朝まで生テレビ』内で、中国や北朝鮮に対して
日本に攻めてくるわけがない。何のために攻めてくるのか
と、発言、また、尖閣諸島問題についても
明け渡しちゃえばいいじゃない。何か問題ありますか
と、述べ、番組内では、堀江氏に対する反論や批判が相次ぎ、Twitterなどのネット上でも、その主張に賛同する意見と、安全保障の観点から批判する意見にわかれ、議論が起こっている。

発言ついて堀江氏は、「尖閣諸島問題が政治的な混乱を生み、この問題に固執すると国益を損なう」と述べ、さらに
現実問題、中国が沖縄を占領したら国際世論は黙っていないだろうし、中国も他の国と取引が困難になり経済的に立ち行かなくなる
と、“中国の侵略はコストを考えれば現実的ではない”という、元経営者らしい持論を述べた。

『朝まで生テレビ』で、激しく討論した、ほかの出演者らに対しては
感情的なナショナリズムみたいなところに完全にいっちゃってる人も多いので、まあ議論にならなかった
と、強い口調で批判した。


▼外部リンク

ニコニコニュース『「感情的なナショナリズムでは議論にならない」 ホリエモン 『朝生』出演者を批判』
http://news.nicovideo.jp/watch/nw29882

ニコニコ動画『堀江貴文氏 共同インタビュー(主催:「自由報道協会(仮)」設立準備委員会)』
http://live.nicovideo.jp/watch/lv39725945#05:55
※番組はタイムシフト機能で2011年2月14日まで視聴可能(要アカウント登録)

「自由報道協会」(仮) 2月7日 堀江貴文氏 共同インタビューのお知らせ
http://fpaj.exblog.jp/14140640/

朝まで生テレビの討論についての補足|堀江貴文オフィシャルブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」by Ameba
http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10790687425.html



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