マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督と何度も衝突を重ねてきたウェイン・ルーニーが退団と決めたと、英メディアが報じた。

ルーニーをキャリアのピーク時にユナイテッドに留めておくための、新契約の交渉が頓挫し、これでイングランド代表FWは1月の移籍市場でクラブを去る可能性が出てきた。

先週、イングランド代表からルーニーがチームに戻ってきて以来、ルーニーとファーガソン監督はほとんど口も聞いていない。ルーニーの不倫スキャンダルが浮上し、その後ファーガソン監督がルーニーをメンバーからはずして以来、両者の関係は修復不可能なところまで来ているという。

ユナイテッドの内部事情に詳しい者によると、「ルーニーはユナイテッドのドレッシングルームでファーガソン監督に抵抗できる数少ない選手の一人だ。かつて両者は互いをリスペクトしていたが、それはこの2カ月で消えてしまい、敵意を感じるようになった」と話している。

これまでもクラブの顔であったデイヴィッド・ベッカムやクリスティアーノ・ロナウドが、監督との確執の後に出て行ったが、ルーニーも同じ運命を辿ることになりそうだ。

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